子宮頸がんはヒトパピローマウイルス（HPV）による感染が強く影響していることが分かっています。またHPVは性交渉を契機に感染し、50~80％の方は生涯で一度は罹患すると言われています。
HPVは一般的な性感染症と違い多くは自己免疫で排除されますが、一部持続感染してしまうことがあります。しかしながらHPVを治療する薬は現時点ではなく、ワクチンによって感染を予防することが大切です。
子宮頸がんワクチン（HPVワクチン）は2~3回接種が必要で、通常１回あたり約3万円かかりますが小学6年生から高校1年生の女子は無料接種の対象です。
※定期接種は富田林市、大阪狭山市、河内長野市、太子町、河南町、千早赤阪村の方が対象です。
そして今年度に限りキャッチアップ世代の方も無料接種ができます。
キャッチアップ世代とは
H9年度生まれ～H19年度生まれ（1997年4月2日～2008年4月1日生まれ）で、
過去にHPVワクチンの合計3回の接種を完了していない方です。
ワクチンは3回接種が必要であるため1回目は11月までに接種する必要があります。
ワクチンは予約制です。まずは当院までご相談ください。
子宮頸がんワクチン（HPVワクチン）
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